掲載日：2024/7/12

 

～佐世保市社会福祉協議会主催　児童センター スポーツ交流大会を取材しました！～

 

　社会福祉協議会が主催する児童センター スポーツ交流大会が6月30日（日）、梅雨空のもと佐世保市立春日小学校の体育館で開催されました。

　17年以上にわたり続けられてきた交流大会でしたが、コロナ禍のため一時中断。令和５年度は企画されたもののコロナやインフルエンザ流行のため、開催に至りませんでした。

　今年度こそはと早めに計画され、開催となりました。

 

 

 

　長いあいだ交流大会の競技は『一輪車』だったそうですが、参加者が“乗れる子ども”たちに限られるため、今回は『風船バレー』が採用されたそうです。

　風船バレーでは１チーム6人ずつがコートに入り、ネット越しに大きな風船を打ち合います。年齢に制限がないため誰でも参加でき、6人全員が必ず1回は風船に触れ、10回以内に相手コートに返すという、チームワーク重視の競技です。

 

　開会式ではこの交流大会の目的が参加者どうしの交流であり、競技性は求めないことが説明されました。ルールの説明が行われたあと準備運動し、いよいよゲームスタート。 

 

 

 

　前日の大雨の影響で船が欠航となり宇久児童センターは参加できませんでしたが、８つの児童センターから各１チームが参加し、総当たり戦で行われました。この日のために練習を積んだチームもあれば、メンバーの予定が合わずに充分な練習ができなかったチームもあったようでした。最初はなかなか調子が合わずにいた子どもたちでしたが、試合が進むにつれて乗ってきました。　

 

 

　全員がボールに触れるため「いち、にい、さん、・・・」と声をかけ合いながら、10回で相手コートに返します。

 

 

　保護者さんたちも一緒に「いち、にい、さん、・・・」と数えながら、応援にも熱が入ります。熱中症対策として途中休憩をはさみながら、試合は続きました。

 

 

 

　小さいメンバーをお兄さん、お姉さんメンバーがサポートしながら続けるラリーは微笑ましく、だんだんとチームワークができていく姿を見ているとたくましくも感じられました。

 

 

優勝チームはどこだ？

 

　試合の結果上位３チームが決まり、そのほかのチームには敢闘賞が贈られました。

　閉会式ではそれぞれのチームに賞状が渡されました。

 

 

 

　参加者全員が集合した記念撮影では子どもたちみんなの笑顔いっぱい。チーム別に撮影する子どもたちの顔はどこか凛々しく見えます。閉会式のあと、選手のみなさんはお土産を受け取りました。

 

 

 

 

　暑いなかでの大会でしたが、子どもたちは「みんなでやり遂げたよ！」と、はじけるような笑顔を見せてくれました。梅雨空も吹き飛ばすような清々しい大会となりました。