祇園こども祭りに取材に行ってきました！

令和４年度 佐世保市の子育て支援アイデア実現化事業で採用された今回の「祇園こども祭りこどもSDGs体験広場」。
地元の有名店の協力を受け、祇園小学校の高学年の子ども達が、持続可能な社会を体験するという企画です。

四ヶ町アーケーのくっけん広場前は大変な賑わいでした。
ずらっとお店が並びます。物販は地元の有名店の商品ばかり！美味しそうです。

お客様の対応、呼び込みは子供たちのお仕事。

メニュー表やポスターも子どもたちの手作りです！はにかみながらも一生懸命に接客をしていました。ほほえましい。

同時開催されていた、「Kids Festival」ではスタンプラリーやゲームコーナーがあり、こちらでも子供たちが受付や、ゲーム進行役で大活躍！
参加者は仮装をしてゲームを楽しんでいました。

もう一つ同時開催されている企画がありました。祇園中学校の母親部が中心になって活動されている「祇園バトン～つながる制服リレー～」です。
卒業等で使用しなくなった制服等を回収。制服、ジャージ類等を必要なご家庭へお渡しする活動だということでした。

コロナ禍前から祇園中学校では「制服リレー」の活動はあったのですが、感染症予防の観点からしばらく活動をしていなかったのだとか。今回のイベントを機に改めて再開され、制服の回収、クリーニングの手配、タグづけなどを母親会の方々が中心となり手配をされたそうです。
確かに近くに中学校に上がる知り合いがいないと、使わなくなった制服は処分してしまいがちです。このような活動を通して、サイズアウトや転勤などで制服が必要な人の手に渡るというのは無駄にならずにとても良い活動だと思いました。

今回の活動では、子どもたちが本当に楽しそうに接客や呼び込みをしていました。
人と地域との繋がりが希薄になる昨今。このようなイベントはなかなか開催されていなかったと思います。

スタッフの渕上さんにお話を伺ったところ、活動を自粛するのではなくコロナ禍でも子どもたちに楽しんで様々な経験を積ませてあげられる環境を作っていくというのが大切、この活動を通して子育て支援もより活性化してくれればということでした。

人とのつながりを考えさせられるイベントでした。 

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