コロナ禍でも親子でリフレッシュ!歴史・自然を散策
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コロナ禍の中、佐世保市内には、親子で遊びに行けるスポットはまだまだたくさんあります。
今回は、歴史と自然の両方を堪能できる公園です。
親子で一緒に自然を感じながらお散歩し、佐世保市の歴史にも触れてみましょう!
◆八幡岳公園
宮地区にあるこの公園は、長崎百景のひとつに選ばれている公園です。
かつてこの地を治めていた宮村氏は、1512年(永正10年)、家臣の反乱により滅亡します。この地まで逃げ延びてきたお姫様と仕えていた侍女は、ここで自害したといわれています。
また1808年(文化5年)には、イギリスの軍艦が長崎港に入り、オランダ人を捕らえるなどの事件が起きたため、外国船が来たら幕府に早く知らせるためにこの山頂に狼煙場もつくられました。
多くの歴史を秘めた公園ですので、お子さんにも伝えたいですね。
景観は見事です。大村湾やハウステンボス、宮地区ののどかな風景が見渡せ、癒やされること間違いありません。
海に向かって大きい声で叫んでみたくなりますね。
交通アクセス
【マイカーをご利用の場合】
川棚駅より約20分。
川棚町から途中細い道を通ります。駐車場は広くありませんのでご注意ください。
※トイレはありますが、自動販売機などはありません。
◆大崎公園
「浦頭引揚記念平和公園」から、海沿いに上へ向かうと、この大崎公園があります。
五島列島、平戸島、烏帽子岳など広く見渡せます。
この公園には現在遊具はありませんが、その分すきなだけ走り回れるし、転がって遊んでも楽しい広場です。ボール遊びにもいいですね。
この地には、1942年(昭和17年)に襲来した敵機を迎撃するため、「大崎高射砲台」建設の着工に入りました。
しかし、川棚の三越高射砲台の建設を優先するため一度は中止となりましたが、1944年(昭和19年)7月に完成しました。
1945年(昭和20年)6月の佐世保空襲の際にも奮戦しました。その後浦頭に停泊する艦艇を狙った敵機に応戦し、撃墜させています。
この公園へ登ってくる途中には弾薬庫跡も残っており、当時の面影を知ることができます。
交通アクセス
【マイカーをご利用の場合】
佐世保駅から約35分です。駐車場・トイレはあります。