「手足ペタペタアート」が開催されました〜
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2020年10月11日(日)、佐世保市中央公民館で「手足ペタペタアート」が開催されました。
今回、8組の親子が参加し、手形や足形を使った作品作りに取り組みました。
子どもの時の手形や足形は、体の成長を残せる記録でもあります。「あの頃のわが子の手足はこんなに小さかったんだ!」と懐かしむこともできますね。
でも普通に残すだけではちょっとありきたり。みなさん様々なデザインや色を使って、かわいいオンリーワンの作品が完成しました。
作品作りの後は、上野一歩(うえのあゆみ)講師を招いて、「親子のコミュニケーション」をテーマに「子育て座談会」が行われました。
マザーズコーチングもされている上野さんご自身も、子育て真っ最中。
参加したママたちは、普段の子どもとの関わり方や親子での会話、日頃の育児の悩みをおしゃべりしました。
上野さんの体験談や子育ての考え方など聞くことができ、みなさんリフレッシュできたのではないでしょうか。
今回実施された「手足ペタペタアート」は、佐世保市子育てアイデア実現化事業のひとつで、長崎県立佐世保西高等学校の生徒がふるさと創生をテーマとして取り組んだ探究学習のひとつとして企画、開催されました。
今回の「手足ペタペタアート」への取り組みについて語ってもらいました。
苦労したことは?
私たちは高校生です。お金もなければ、遠くまですぐに移動できる車もない。勉強に部活に・・・と時間もない。イベント準備期間にテストが3回も重なりました。
しかし、様々なリミットがある中で、どれだけベストを尽くせるか。そして最後に、参加者もスタッフも、みんなで笑えるか、それだけを考えて準備を進めてきました。
一番苦労したのは、参加者を募ることです。ちょうど保育園・幼稚園の運動会、地区の行事と時期が重なっており、なかなか参加者を集めることができませんでした。
予定数には達しませんでしたが、有意義な時間をつくることができたと思っております。
開催してみて、どうでしたか?
イベント開催までのおよそ2ヶ月間、毎日走り回り、車を動かしてもらい・・・言葉にできないほどの忙しさでした。
しかし、イベント当日は、あ〜楽しかった!というお子様からの素直な声、作業中の笑っている様子、楽しい企画をありがとう、がんばって!という保護者様からの暖かい声。そのすべてに、やってよかった、という思いでいっぱいでした。
初めてのイベント開催に、私たちだけの力だけでは到底進めることができず、先生方はもちろん、外部の方々にもご協力いただき、主催する者としての周りの方々に対する感謝、責任感を学ぶことができました。また、普段何気なく参加しているイベントも、裏ではこんなに忙しいんだ、と違った面で新たな発見をすることができました。
地域に貢献することだけでなく、私たちが学ぶことの方が大きかったと思います。
お世話になった関係者、参加者の方々には心から感謝しています。
今回学んだことや、知ることのできた佐世保の方の暖かい心を全国に発信して、佐世保の良さをアピールしていきます。
佐世保で育ったことを誇りに思いながら、今回の経験を今後の生活に生かしていきます。